グローバル人材になるには

上記のリンクに、グローバル人材とはこういうことだよ、といろいろと説明があります。

上のサイトでいいたいのは、グローバル人材とは、英語がペラペラの人の事ではないってことです。

実際に外人と仕事をすると、えっ、と驚く事が山ほどあります。特にオフショアの方と仕事をするときによく感じます。これは俺の仕事のスコープ外だからやらない、やれないよ。自分が雇われた際に会社と交わした契約書の「責任範囲」って部分にこの仕事は含まれていないから、やらないと。

やったよ!とその結果を見たら、ものすごい穴だらけで使い物にならず再度やり直しを依頼。すぐにやってくれと懇願すると、他の仕事がたくさんあるから、来週になるよ。。

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仕事を頼むときは、宇宙人と話している、宇宙人に仕事を頼んでいると思った方がいいです。

このぐらいの説明でだいたい分かるだろうと思ったら大間違いです。つまり、グローバル人材になるってことは、自分の価値観だけでモノを進めず、相手の状況を見て最適な状況を作ってあげて、仕事をスムーズに進めることが出来る人材ということになります。

どんな簡単な事でも図や記号で示し、severity 、重要さを説き、失敗したらあんたのせいで、1億円の損失を被ります。まぁ1億円って子供がよく引き合いに出す数字なので、それっぽい数字、○○契約の1年分の○○円が失敗するとなくなるよ!と、脅す!?ことが重要です

オフショアに仕事を頼んだら、ちゃんと期日までにつつがなくやってくれると思うのもダメです。つまり勝手にこちらがそう思い込むのはダメです。

オフショアと仕事をする際は、向こうもこちらもお互い相手の顔もわからないし素性もわからないのです。仕事がスムーズに進む事は全くないと、最初から決めてかかった方がいいです。

仕事の進みが気になって、「あれ、どうなっている?」と聞いてみると・・・こちらが頼んだ仕事を忘れている。問題があってスタックしているけど、誰に聞いたらいいか分からないので!?仕事が止まっている、ということが日常的にあります。

例えば・・・・インドやマレーシアなどオフショアと電話会議(skype会議)をしていた時の事、それまで質問したら受け答えをしてくれていた相手から、全く反応がなくなりました。時々は返答があるものの、なんだかぎこちない感じです。

あとで分かったのですが、電話会議の相手の国が初めてサッカーのワールドカップに出場し、その試合が丁度、電話会議の時間と重なったので、テレビを見ながら電話会議に参加していたと。。。気持ちは分かるのですが。。。あの。。。

日本人の感覚であればあり得ないことが、面白いぐらい毎日起こります。記録も残していない、忘れちゃう。何でもありです。

民族を否定する訳ではなく、私個人の勝手な感慨・感想があります。

インド人は数学のゼロを見つけた国と言われております。

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私は勝手に思い込んでおりました。

インド人は全員頭がいいと思っておりました。その感覚は日々遭遇する事件でどんどん壊れていきました。

考えてみればその通り、人種全員が優秀であれば、世界はその国に支配されているかもしれません。

相撲をテレビで見たからといって、日本人全員チョンマゲをゆっているわけではないですし、アメリカ人が全員、肥満体でもありません。

ただ単にテレビで誇張されていただけかもしれません。テレビや映画に出てくるインド人は全員、頭が良かったりするだけです。

グローバル人材になるということは、色んな感覚を持った色んな人種の人と仕事をして、スケジュール通り、間違いなく仕事を進めることができる人を指します。

また、通常もしくは今までの経験からは、考えられないような問題が発生しても対処できる能力がある人を指します

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なので、私の勝手な主観ですがグローバル人材になる為には、下記のような事に取り組む事が大事だと思います。

わかりやすい操作マニュアルを用意して、それを使って操作する人たちと定期的に電話会議をして、日々アップデートしてより使いやすいマニュアルに仕上げて行く。

システムの変更をする時は、ものすごい量のドキュメントを用意して、ちゃんと承認プロセスを得たものしか、変更できないようにする。あとで誰が見ても変更の内容を知る事が出来るし、その変更で問題が発生したときに全くの部外者が見ても理解できるようにする。

オフショア、つまり人件費が安いところマレーシア、インド、タイ、などで仕事をしている方がたくさんいます。そういう方たちと、仕事以外の活動を通して仲良くなる施策をとる。

たとえば、毎月スタッフミーティングを行い、先月の結果報告と一緒に、一番頑張った人を表彰する。プレゼントも用意する。例えばその人が欲しいものを事前に聞いておいて(会社内の友人がそれとなく聞いておく)それをプレゼントする。

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家族を高級レストランに招待し、会社が費用を持つ。
従業員に子供が生まれたら、全員余すところなく写真付きで皆で祝ってあげる。

こういうことが、仕事の関係を超えて人と人との距離を縮めるのです。更には、仕事の効率があがりミスが減り、モチベーションがあがったりします。やっぱり家族の事を大事に思ってくれたり、プレゼントをもらったりすると気持ちよかったりうれしかったりします。

無意識にその人、会社に対して頑張ろうかな、と思っちゃったりするわけです。

最近の日本企業での全体会議、月次会議などでどういうことをしているか不明ですが、末端で頑張っている人に対して、一番偉い人が自ら(忙しい時間を割いてわざわざ)、従業員やcontractorに対して、「いつも頑張ってくれてありがとうね」と一人一人の名前を挙げて説明し、賞賛してくれるってような会議は日本の企業ではありませんよね?

これだけ、日本の企業で英語が必要と盛んに叫ばれたり、英語が公用語になったりしている会社でも多分こういった文化はないんじゃないかな。

重要なのは、人を大事にするってこと。英語がしゃべれるなんてことは、ちっぽけなんです。もちろん、意思疎通が出来るだけのレベルの英語力は必要です。でも、そんなに躍起になって英語・英語って、恐れたり必要以上に頑張ったりする必要はありません。

逆に上で書いたような人を思いやる事が出来たり、想定外の問題に対して怒らずに冷静に対処出来たり、業務改善を日々考えたり、と一般的な知識や経験を得る方が、数倍重要で必要なスキルだと10年以上の外資系企業の経験を通して私は強く思います。