仕事で電話会議において外人と話す時と外人の友人と世間話をする時では、少々頭の思考が違っているのではないかと最近思うようになりました。英語を流暢に話せればいいなーと常日頃思っております。でも英会話がなかなか上達しないのは、私が論理的思考がヘタクソだからではないかと最近思うようになりました。

友人(外人)と英語で話す時は、通じればいいやということで適当に話す事が多いです。相手も回数を経るたびに私のヘンテコな英語に慣れていき、ますます私が変な英語を使ったとしても理解してくれるようになってきてしまいました。これは、英語・英会話を上達させたいと思っている人間にとっては、ちょっとよろしくない状況です。

これとは違って、電話会議で話す際は論理的に話す必要があります。

日本のお客様からはこんなクレーム(complaint)が来ていて私はとても大変だから、こことあそことそれを治して下さい。しかも早く(ASAP)治して下さい。

私からは今日、3つのお願いがあります。

  1. 画面#2のここの機能について、こう修正して下さい
  2. 画面#3から#4についての遷移が遅いのでパフォーマンスをアップしてください
  3. 画面#5のリスト表示部分が5つしかないので、これを10個にしてください。
この3つの要求について修正をお願いします。私としては、○月×日までに修正していただきたいです。難しい場合は、可能な日付をご呈示下さい

 

上記2つの内容を相手に言われた時、どちらの要求がすっきりとしていて相手に伝わりやすいと思いますか? 下記の表現、内容ですよね。論理的思考、論理的な要求の伝え方という事も出来ますがどちらかというと、外国人向けの表現だと私は思います。

簡潔な要求事項、修正してもらいたいdead line(期日)、それが断られたときのオプション。これらを1回目の発言もしくは2回の発言で相手に言う事が出来れば最高です。いろいろな人と電話会議をしますが、この「今日は○つのリクエストがあります」という論法で会議を進める方は、仕事ができる感じがしますし実際に仕事ができる事が多いです。中には、この言い方をされても内容が伴っていなかったりする方もいますし、そもそもこの「○つ」方式ではなく、ダラダラ自分が言いたい事をうらみ節のように言う人もいます。

だらだら言い訳がましいことをダラダラ(英語で)しゃべっても、聞いている相手もイライラしますし効果的ではありません。特に偉い人がその会議に参加している場合は、注意が必要です。1日の勤務時間がビッチリと会議で埋められている事が多く、時は金なりです。その時にダラダラ言われたら・・・・大変困りますし、この会議は出る必要ないな、などと思われてしまいます。

medium_4872653995photo credit: quinn.anya via photopin cc

英語を流暢にしゃべれるようになりたい。きれいな発音でしゃべりたい。その意気込みも大事ですが、まずは上記のような論理的な思考と相手の伝え方を日本語でもいいから覚えることが先決です。日本人との日本語での会議において、この「○つのお願い」方式で資料を作ってプレゼンしてみてください。今まで通らなかった要求が通ったり、会議の時間を短縮する事が出来て皆様に感謝されること間違いなしです。

最近は英語がしゃべれることや、TOEICの点数にばかり目が行きがちです。また、就職の書類選考でもTOEICの点数が低いと落とされてしまいます。でも、TOEICの点数が低くてもそれなりに英語がしゃべれる人もいます。論理的思考が出来る人もいます。仕事ができる人もたくさん居ます。ある程度は書類選考で落とさないとたくさんのエントリーがあるなか、人員選考が難しいのは分かりますが、有望な人もその時点で落としていることも考えないといけないです。

ちょっと話がずれましたが、英語の上達ばかりに目をとらわれず論理的思考が出来るようにしていくこともとても大事です。英語はあくまでも道具・ツールです。そのツールを使ってやる事は仕事の交渉であり、自分の要求を相手に承諾してもらう事です。つまり、英語・英会話の上達ばかりに集中した結果、英語が流暢に話せるようになったとしても、その先にある交渉や折衝で相手を説得する方法・スキルがないと、現場では全く役に立ちませんし、相手に快く承諾を頂けず仕事がうまく進まない。何て事にもなりかねませんので、論理的思考を早い段階から英語・英会話と共に身に付けましょう。