Tim Bray氏がGoogleを退職するそうです。その理由が面白いです。というか、最近アメリカではホットな話題です。

在宅勤務をGoogleから禁止されたから

在宅勤務って、あまり日本ではなじみがないですよね。10年前の日本では思いもよらなかったですが、最近は日本でも一部在宅勤務が認められるようになってきています。インターネットが普及したおかげで、家庭でインターネットに払うコストも下がってきましたし、SkypeやLineなどの無料会話ツール・メッセンジャーが普及してきたおかげで、ほとんど無料で会社の資源にアクセス出来たりします。

自宅にいながら、会社のメールは読み書き出来ますし電話会議においても、電話ではなくウェブ会議システムを使い、無料で電話会議が出来ます。実際には画面をシェアしながら、プレゼンをしたり議論を進めたりします。ウェブがあればどこにいて問題ありません。アメリカ、インド、日本、イギリスを結んでの電話会議などもあります。

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tele commuteという言葉が私の耳に残っています。在宅勤務のことです。直訳すると、電話を使って通勤するという意味になりますが実際は在宅勤務という意味で使っていました(今も使っているか不明ですが..)。

アメリカではいろんなタイプのtele commuteを見かけました。100%在宅勤務の人はそんなにたくさんいないと思います。ある限られた人に限って100%在宅勤務でした。会社が家から遠い。家族で介護を要する人がいる。理由は様々です。仕事ができる人が特別な存在として、在宅勤務をしていたようです。

後は金曜日だけ、自宅作業・在宅勤務をする人もいます。これは、お国事情です。金曜日は日本で言うと「花金」英語で言うと、TGIF(Thaks God,It’s Friday)なので、午前中だけ勤務してみんな帰っちゃうんです。場所によりけりだと思いますが、車の渋滞が激しい地域ですと、渋滞を避けるために早朝に来てお昼に帰るという人がたくさん居ました。

まぁいろんなタイプの在宅勤務を見かけました。在宅勤務というと聞こえがいいですが、100%在宅勤務ですと、仕事とプライベートの切り分けがつかずにみなさん苦労されているようです。土日関係なく電話会議があったり、電話に出ないといけなかったり。。そういう決まりはないのですが、生活の延長線上に仕事がありいつでも電話に出ないといけないという強迫観念みたいなものもあるようです。

で、最近はYahoo!のCEOが在宅勤務を禁止して、それに逆らう人は全員クビにしてみたりしていますよね。。在宅勤務は特殊な事情がある人と、まじめに仕事に取り組む人だけに許されるべきであって、全員に開放されていいものではないと私は思います。恐らく、Yahoo! USAではほとんどの人に在宅勤務の門戸が開かれていたのではないでしょうか。性格がキッチリしている人ならまだしも、ほとんどの人はダラダラしちゃうんじゃないでしょうか。

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ダラダラしちゃうから、給料の割には成果が出ない。。で、成果が出ない事をいろんな理由を作って弁解する。。という負のスパイラルに入っていたのではないでしょうか。

在宅勤務を全部ダメっていうのはちとやり過ぎとは思いますが、仕事の効率が上がったりコミュニケーションが円滑に進むという意味では、推奨していくべきと思います。推奨という弱い感じではダメですね。ある程度、強制的にしてダメな人は辞めて下さいということですね。Googleの場合もYahoo!と同じ状況になりつつあるのしょう。ベンチャー企業から今や大企業になっており、今までは許されていた特別待遇な人たちに対しての風当たりが強くなってきてしまったのではないでしょうか。

なんであいつだけ、在宅勤務OKでしかも給料がメチャクチャいいんだ!ってな感じかと思います。あと、やっぱりface to faceのコミュニケーションに勝るものはありません。在宅勤務の人に対してコミュニケーションする際は、全て電子媒体で資料を用意したりしないといけないのでちょいと面倒な所もあります。

また、仲良くなりずらいですよね。。。あと、仲良くなりづらいので、仲良くなるように在宅勤務の人でも定期的にface to faceで会う場を作ってあげないといけません。月に一回は遠くからでも来てもらう。もしくは、合宿的な事をする。いずれも、会社がコスト負担してあげないといけません。

いろいろな理由で在宅勤務に対する風当たりが強くなってきているのだと思います。でも、業種・職種・責任範囲(responsibility)に応じて、100%在宅勤務でもいいと私は思います。決して、私が通勤に毎日3時間を費やしているとかそういうところから来ている訳ではなく、臨機応変に対応したらいいのでは?と思う次第でございます。