意外と、というかほとんどの人が考えていないのではないでしょうか・・。ネイティブ並みではないにしろ、外国人と英語でスムーズにコミュニケーションが取れるようになった後のことを。。I can speak English fluentlyになったあと。。。英語が喋れることが普通になった後のことを。。

どちらかというと、そちらを考えておく方が重要だと私は思います。オンライン英会話スクールで英語学習を続けるにしろ、ゴールは「英語がしゃべれるようになる」ですよね?で、しゃべれるようになったら、どうするのでしょうか・・。

想定される答えを下記に挙げてみます。

仕事というカテゴリーで考えますと以下が挙げられます。

  1. 英語を生かせる職場(外資系)に転職する
  2. 現職で既に必要なスキルなので、英語が喋れるようになれば上司からの評価が上がり、給料が上がる。
  3. TOEICの点数で規定の点数以上取れると、給料が上がる。
  4. 多文化を学び、ビジネスの面で色々な国から来社する方に気持ちのいいコミュニケーションを心がける

仕事以外の生活というカテゴリーで考えますと以下が挙げられます。

  1. 今以上にたくさんの回数、海外旅行に行く
  2. 海外ボランティアに行く
  3. 今住んでいるところに外国人が多いので、英語が喋ることができればよりコミュニケーションを楽に取れる

実は周りがやっているから、誘われて自分もやっている。。という方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。英語が喋れるようになった後の結果にあまり結びついていない方は、もしかたら英会話を勉強するのは「今」ではないかもしれません。

他に学ぶべき業務スキルがあったり、資格を取って現在の業務にプラスになることをした方がいい場合もあります。このように、喋れるようになった後のことを考察することで、今やっていることが今本当にやるべきどうかという、妥当性を見直す機会になります。

8747337118_d73e0cfb13photo credit: old tools

本題に戻します。上記の仕事以外のカテゴリーですと、楽しみ(fun)を増やすというところに比重があり、結果英語ができれば尚良いというカテゴリーですので、ここではパスさせていただき、また別の機会に考察してみたいと思います。

仕事というカテゴリーにも2つのタイプがあると思います。内的な動きと外的な動きです。現職での評価向上(内向き)と転職(外向き)です。それぞれ向かう方向が違いますが、更にその先を考えてみます。

  • 現職場で話せるようになった場合(英語は当然のように喋れることを前提とした場合)
    • (英語を話せることで)どんな仕事をより多く上司から頼まれるでしょうか?
    • (英語を話せることで)(英語を通じた)業務をこなすことで得られる(予定の)スキルは何でしょうか?
    • そのスキルはあなたが向こう3~5年生きていく上で役に立ちそうでしょうか?
  • 転職後(英語は当然のように喋れることを前提とした場合)
    • その会社で扱う業務は何でしょうか?
    • 業務知識を豊富に有している+英語でスムーズにコミュニケーションができたときに、あなたの市場価値はどの辺に位置するでしょうか?
    • 他に似たような人たちがたくさんいる場(会社)に飛び込むわけなので、他の人と差別化するポイント、スキルは持っていますか?

何が言いたいかと申しますと、

「英語が喋れるようになるだけではダメ」

ということです。これから私なりの根拠を説明していきます。

つい先日発表がありました、Googleが低所得者層向けにインターネット回線を無料提供する(Google fiber)、というニュースがあります。これだけを見ると、おーお金がある会社は社会奉仕的なことをしてすごいなー、と感じます。

ただですね。。。何で無料で低所得者層にインターネット回線を提供するんでしょう?そこを考えてみる必要があります。私が思い描くストーリーは下記になります。大体Googleの思惑と合致しているのではないかと思います。。

低所得者層の中には、能力があるのにお金がなくて学校に行けなかったり、インターネットに接続する環境がなかったり、という人が中にはいます。自分にそういったgift(能力)があるかどうかも分からない環境で、生きることが最優先になっている人がいます。

16201241308_884a4a8348photo credit: Spools

もし、そういう人がコンピュータを与えられ、インターネット回線も与えられ、各分野に進出していったら。。。もしかしたら、今世の中で成功している人たちを凌ぐ技術を開発して成功したり、論文を発表したり、人類の医学的進歩に貢献するような人が出てくるかもしれません。。

そういった人達に、Googleは先行投資しているのではないでしょうか。。そういった契約があるかどうかは分かりませんが、今は無名で知識もない子供が、Googleが提供した無償インターネット回線を使って、色々と調べることができたり知識を吸収する事で、結果大成功を収めることができたら。。。

彼(彼女)はGoogleに感謝をするでしょうし、結果、Googleの宣伝にもなります。もしくは、人類が進歩する手助けになればという大人の目線でGoogleは考えているかもしれません。。

で・・・でですね。。中にはしゃべれない人もいるかもしれませんが、こういう人達は大概は英語が喋れるわけです。今までお金がなくて、世の中に出てこれなかった人がどんどん世の中に増えてきます。しかも英語を話すことができます。もしかしたら、興味があって日本語がペラペラな人も中にはいるかもしれません。

また、昨今のインターネット環境の充実を見ますと、家から在宅で会社のパソコンにつないでリモートワークをする人が増えています。なので、職種にもよりますが今と比較して、同じ仕事をこなすのに物理的に会社に席があってそこに座っている必要がない時代がすぐそこに来ています。もしかしたら海外から日本の会社の為に仕事をしても問題ない、という職種が出てくるかもしれません。

となりますと。。。

先の書かせていただいた、Googleの無料提供回線で勉強をして成功を収めた元低所得者層の方が、もしかしたらアメリカにいながらにして日本の会社の仕事をインターネットを使って対応できるかもしれません。

つまり・・・こういう人たちと戦う時代、つまり仕事を奪い合う時代が必ず来るのではないでしょうか、いや必ず来ます。

そんな時に、「英語をしゃべれるようになりたい」「やっとしゃべれるようになった」と言っている場合ではないのかなと。。

英語をしゃべれるようになって当たり前、その先でどういうスキルを身に着け、どうやって世界中にいる同じようなスキルセットを持った人と仕事を奪い合うことをせずに生きていけるのかを考えるべきではないでしょうか。。

そういった人たちとレッドオーシャンの戦いをせず、一歩抜きんでたところで仕事をして、みなさんより高い給料を得る、そんな生活をしたいですよね。。それにはどうしたらいいのでしょうか。。。

それは、多様性(diversity)を持つことだと思います。

つまり、様々な業界の知識を身に着けた人がいて、その知識を横に連携させて個々の専門家に頼むよりも安くて品質がいいものを提供する、ということができれば勝ちですよね。で、英語も話せることから(類推ですが)日本ローカルではない視点も入り、海外にも展開しやすいとなれば。。。

2275170482_250d705205_nphoto credit: They Drew First Blood! Not Me!

ちょっと表現が古いですが、ランボーのような人がこれからは必要とされる、もしくは重宝されると私は思います。ランボーについて説明させていただきます。現実にはそんなことはありえないと思いますが、要約すると戦争の一場面において、一人で敵がたくさんいる前線に飛び込んで、全滅させて帰ってくるという戦争映画です。ランボーは一人で色々なことができるのです。機銃掃射は当然ながら、ヘリの操縦やロケットランチャーの発射、恐らくは戦車も操縦できるのではないでしょうか。。

一人ですので敵に感づかれにくいですし、何より豊富で幅広い知識を持っているので、その場その場で臨機応変に環境の変化に対応でき、必ず生存して帰ってきます。

どうでしょう?

転職した方がいいですよ、とはいいませんが、多様性(diversity)を身に着け、来るべき未来をよりよく過ごす為に色々なことを想定して、備えておくのは悪くない選択肢・行動だと思います。。