円高や高い法人税などが原因でどんどん中国へのオフショアが進んでいます。ただ、仕事が増えると値段が上がるわけで、中国の人件費もドンドン上がってきています。ということで、更に人件費が安いインドにオフショアする動きが加速しています。

私はココで警鐘を鳴らします。それでいいのか?人件費が安くて英語が出来ればいいのか?上層部はインドにオフショアした際の本当のリスクを知らないのではないでしょうか?見せかけのコストが安くなればいいやって思ってないでしょうか?

私は現場としてオフショアのインド人とかなりの頻度でやり取りしています。ほぼ毎日といってもいいぐらいです。

正直言ってとても質が悪いです。関わるインド人にもよりますが。私の感覚ですと私が接するインド人の70%ぐらいの人が使えない人間です。勿論、中には使える人もいます。

また、オフショアに仕事を頼むときの人件費のレベルがあるようです。日本で言うと、松竹梅ってとこでしょうか。梅が一番安いけどそこそこできる。松はめちゃくちゃ高いけど、品質も高い人をあてがってくれる。

ということで、梅を選択しようものなら、オフショア側の会社のプロマネがこの仕事内容と値段だったらこれぐらいのスキルの人間を派遣すればいいや、と判断しちゃうのです。

梅の方に接することが多いのかもしれません。ただ、レベルが低い。。英語できるけど仕事の質が低い。。私だけがそう思っているのではなく、アメリカにいる上司や友人その誰もがそのレベルの低さに閉口する毎日です。梅のレベルが日本人が思うそれと大きくかけ離れています。

中国へのオフショアする場合ですが、多少上のコース(松竹)を選んで、人件費が高くなってもレベルが低い日本人よりもコストが安いです。漢字が読めるというメリットもあります。また、精神的にものすごくやる気があります。中国の田舎から都心部に出てくるだけで給料が二倍、三倍にもなりますから、それはもうやる気が違います。故郷に残してきた両親に仕送りをして、いい生活をさせたい、そんな方がたくさんいるので、モチベーションがとても高いのです。

仕事の質や速さの点では、やる気がない、人件費が高い日本人よりもよっぽどいいです。英語も明らかに日本人よりも出来ます。中国語、日本語、英語が話せちゃうのです。

でも、中国へのオフショアについて、どんどん人件費が高騰しています。。。業界にもよるのでしょうけど、システム開発者についてはどんどん上がっていると思います。

どこにオフショアしても同じことが言えますが、すべての仕事の領域でオフショアできるわけではありません。まずは、ルーチンワークしかまだ出せていないようです。でも費用対効果はとても高いですし、仕事の質も高いです。

最近よく見られるインドへの投資は中国で何かあった場合の保険としか思えません。いくら人件費が安くて質がいいとはいっても、中国においてもいつタイのような大洪水が来るやもしれずその場合の保険に、ということであれば納得出来ます。

ただ、相当教育しないとダメだと思います。

業界や依頼する仕事にも大きく依存しますので、ここに書いてある事は一つの例としてご理解ください。日々切磋琢磨はしているはず(と信じたい)なので、日に日にレベルは上がってきているはずですよ、多分。。やっぱ中国に出すのがいいかな・・・。