ここ最近(2~3年)、上司が外人になっています。
文化の違いに悩まされながらも、なんとなくお作法というか攻略法と思えるようなことが分かってきましたので、ここに共有させてください。
私が感じた、外人の上司に褒められる・気に入られるには下記のようなことを心がければいいと思う内容です。
- 基本的にYesばかり言うのはダメ。どこかで否定して自分の意見を言う事
- 議論を戦わせることが美。仕事ができると思われる。
- 電話会議の作法を重んじる。咳などはとても失礼なので避ける。
- とにかく何かあればメールではなく、直接相談に行く。
- いただいたアドバイスを忠実に実行、結果を出す。そこで問題があればアドバイスをもらいに行く
- アドバイスを受ける時や各種報告はできるだけ、数値を使って具体性を持った形で相談する。
他の外資系企業で働いている方が見ると、違うと感じる部分もあると思いますが、上記は最大公約数的に合っていると思います。また、人種にもよると思います。中国人、ロシア人、フランス人、アメリカ人、それぞれで人種や性格の違いは多少あるにせよ、大体は上記のようなイメージだと思います。
とにかく議論を重ねる事が美学であり、英語に自信がなくて黙ってしまう人や、イエスマンだと全く評価されないと思います。自分の意見を持っていない主体性のやつだと思われます。
外国で働いていた人であれば、英語がペラペラで上記の外人上司に好かれるポイントを体で会得しているので、評価されやすいです。反面、英語がペラペラだけど実力が伴っていない方、ごますりが上手な方もたくさん見受けられます。
また、表現の方法が適切ではないかもしれませんが、外資系企業に勤めるということは、やるかやられるか、です。どんなに仕事ができようと、論理戦や社内ネゴシエーションで他人を負かすことができない人は出世しません。
逆に、あんまり仕事ができなくても、社内会議や折衝で相手を打ち負かすことが出来れば出世するのです。ちょっと、日系企業じゃ考えられないことが外資系企業では日常茶飯事です。
だから、結構上層部に位置する人なのに仕事ができない人がいるんだと思います。あ、もしかして私のことかな。。。