外資系で10年以上外国人と接している経験から、ビジネス現場、海外旅行で使える英会話,英語表現、英語学習の方法を紹介

英会話レベル別英語学習法

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会社員の仕事をしていると、忙しくてなかなか英会話スクールにいけそうにない。もしくはそもそも面倒くさい・・・という人(私含む)は、まず手軽な英会話教材に手を伸ばします。必要に迫られている事が多いので購入前にあれこれ比較検討を多少はするものの、一つ一つの英会話教材をじっくり見るということはせず「これだ!」と直感と勢いで買ってしまうことが多いのではないでしょうか。

実際に送られてきた教材を手にしてみると、自分のイメージやスタイルと違った。買ったはいいけど自分の性格には合わないという理由をみつけて、封を開け第一巻をちょっとやってみてその後はまま手付かず・・・で、ほこりがかぶっているなんてことが多いのではないでしょうか(>わたし)?

かくいう私も実にたくさんの英会話教材を試して、当たりを引いたり地雷を踏んだりしています。その経験を皆様にフィードバックすることで、無駄なお金を使う方が少しでも減るようにこの場でお伝えしたいと思いました。

地雷のように役に立たない教材ばかりではなく、実際に役立った教材もあります。海外出張をして目の前に外人を迎えて話す際、実際に役立った教材の情報や英会話力がレベルアップしていく過程の中で気付いたそれぞれのレベル別の英会話勉強法などについてお伝えします。

LEVEL1:聞き取りがうまく出来ない。聞き取れても意味がわからない

英会話学習の第一レベルは、なんとなく相手が何について話しているのかがわかる事です。相手がしゃべっている英文が全部聴き取れなくても、単語をいくつか聞きとることができればその文のだいたいの方向性が分かり、相手がどのような事を伝えようとしているかが理解できます。

全ての場面であてはまるわけではありませんが、単語を数個聞き取れるだけで相手が言いたいことが分かる場合が多いので、スラスラしゃべれなくても単語を一つ一つ並べるようにしゃべっていけば、大抵の人はこちらの言いたいことを理解しその結果会話が成立します。

海外旅行に行った方はお分かりになると思います。単語を並べるだけの会話でも身振り手振りを加えて話したり、それまでの話の流れで相手に意味が通じて十分に会話ができます。

私が初級者レベルの頃は、外人が何を言っているのかそのニュアンスさえも理解できませんでした。喋っている音がすべて連続した一つの音として耳に聞こえてきました。一つの音ですから、そこから単語を切り出して意味を理解するなど到底無理な状態です。当時はかなり焦りました。

本当にわからない。。。わかったことも何回かありますが、会話もしくは文章の一番最後の単語がかろうじてわかるぐらいで、会話の90%ぐらいは全く聞き取れない状態です。

この状態では全く仕事になりません。相手が言ったことに対して返答するときも疑問形がほとんどで、「これはこういう意味ですか?」などの短い文章を返すだけです。また、相手がしゃべり始めたあたりでは聞き取れているのですが、一つ一つの単語の理解が遅れますので、相手が長く話せば話すほど、これがどんどん積み重なって結局全体として何を言っているかがわからなくなってしまう、ということになります。

ビジネスで英会話をしている中で一番ヒヤヒヤするのは、今相手が喋った文は疑問形なのか?それとも普通の文だったのかということが理解できないことです。これが理解できないと、疑問形で何かを尋ねられているのにだまって相手が次の会話を始めるのを待っていたり、疑問形ではない文をしゃべったのに、勘違いしてYes, Noなどと答えてしまったりと、かなり苦しい状況に陥ります。

そういう状態が長く続いた結果、みじめな状況を味わいたくないという条件反射でしょうか? 意味もなく外人に話し掛けられることに恐怖を感じる、そんな状態に私は陥ってしまったのです。

まず、ネイティブが何を言っているのかチンプンカンプンだった私の不安は・・・相手はもしかしたら、「それはいけない」とか、「どうするの?」と注意したり意見を聞こうとしているのに、それに対して間違った回答をしたら「なんだこいつ英語わからないのに出張に来てるのか?」と思われてしまう・・いけない・・・どうしよう・・・でした。

外人と会議

こんなニュースが昔ありました。かなりショッキングなので今でも覚えています。20年ぐらい前でしょうか、日本人の高校生がアメリカに留学した際の話です。生活していると、かなりの確率でパーティーに参加しませんか?と声がかかります。以下は、いわゆる仮装パーティに呼ばれたときのお話です。そのパーティは相当盛り上がったらしく、勢いづいて隣の家に仮装したまま訪問してしまったらしいのです。

大げさに言うと、アメリカはいつ発砲されるかわからない国です。玄関口でその姿を見た住人は驚いて泥棒か強盗だと勘違いして、その高校生に銃を向けて言ったそうです。

「Freeze!」

その日本人高校生の英語力・英会話力ではこの意味がわからず、相手が数回繰り返してFreezeと叫んでけん制しているのにも関わらず、中に入っていこうとして射殺されました。

たった一つの単語が聞き取れなかった(わからなかった)ために射殺されてしまうというショッキングな出来事です。

仮装パーティこんな事が頻繁に発生するとは思いません。ただし取捨選択を間違えたために不利な状況に陥るということは結構あるのではないでしょうか?

ちょっと英単語を知っている、ちょっと語彙を勉強しておくだけでいろんな場面で遭遇する外人に対して有効な受け答えができます。結果、給料が上がったり会社の中でいい肩書をもらったりとその後の人生がうまくいくということもあると思います。

 

上の例はちょっと極端ですが、海外に行ったり外人とコミュニケーションをとるようになると、取捨選択を間違えて自分の意思とは違う方向に事が進んでしまう、ということがよくあるので、一般的な会話の受け答えや外人がよく使うようなフレーズは頭に入れておいた方がいいと思います。

海外に行ってよく出くわすような場面、たとえば・・・

  • 飛行機の機内でコーヒーにしますか?と聞かれた時
  • お店で何かを買う時に交わされる会話
  • 入国審査の時にやり取りされる会話
  • ホテルにチェックインするときにやり取りされる会話
  • レンタカーを借りる時にカウンターでやり取りされる会話
  • 見ず知らずの人に「寄付してください」と言われたときの会話
  • 上司はいますか?と電話で質問されたときの会話
  • 外人とのミーティング中で交わされる決まり文句、フレーズ

というような事を覚えておきたい。質問されたらスムーズな英語でなくても受け答えができるようになりたい。そういった方にお勧めなのが、スピードラーニングです。

この教材で、私の英語生活の向上が始まったと言えるぐらいお世話になっています。たとえば、アメリカ出張中の会議や生活の場で実際に使われたフレーズが教材で勉強したものだったことがあります。移動中の飛行機の中で、席が隣り合わせになった外人(ネイティブ)がとしゃべっているときに、「あれ、これ聞いたことあるな?」と感じるような生きたフレーズがたくさん詰まっていたのです。

つまり、CDで繰り返し聞いたフレーズを実際に目の当りにすることがとても多かったのです。

Piece of Cake!!

「ケーキのかけら!」っていうのが直訳なんですけど、そういう意味ではありません。 「そんなの簡単じゃないですか(もしくは朝飯前だ)」という意味です。ケーキのかけらなんて、ポイッと口の中にいれちゃうぐらい簡単だよ、という意味です。

まさにCD教材で中の人が喋っていたフレーズです!これは今まで買ってきた本や教材とは違うし、実戦的でとても使えるなー!と妙に感動をしました。

お店で品物を見比べていて、「これ買います」、とお店の人にいう場合、

「I’ll take it」

と言うのですが、 この教材の最初の方で勉強するフレーズです。

この「I’ll take it」は、mervynsでTIMEXの時計を買うときに使いました。事前にこの教材で何度となく繰り返し聞いていたフレーズですので、ごく自然に使えました。伝わったのがうれしくて今でも覚えています。

お店の人の対応・反応は英語がわからない変な外人が来たなという特別なものではなく、他の人への対応と一緒でした。このとき、この教材やっててよかった~と思いました。

アメリカで配布されている日本人向けの雑誌・新聞の一つにベイスポがあります。スピードラーニングの紹介記事はこの新聞で頻繁に見かけます。

いろいろな英会話教材がありますが、アメリカでここまで宣伝をしている英会話教材を私は知りません。 巷にあふれている英会話教材はあくまでも日本に住んでいる日本人向けです。

しかしこの教材だけはアメリカに住む日本人向けに宣伝されているのです。これが意味する所は、実際に英語圏で生活している人にもよく使われている教材であり、実際に生活をするうえでとても役に立っているのではないか、という事だと思います。

最後に、この教材は私の英語力を一番最初にしかも飛躍的に向上させてくれた教材です。毎月新しいCDと解説本を郵送してくるので、何カ月も同じ内容を繰り返し聞くことで飽きてしまうような事もありません。

外人のミーティング

お勧め教材:スピードラーニング

 

LEVEL2:アメリカ人のある特定の人の喋る英語は聞き取れるけど、声がくもっていたり声が低かったりすると途端に聞き取れなくなる

自分のヒアリング力を向上させても、会議の場では相手がしゃべっていることが一向に頭に入ってこない。。。その理由を考えてみました。アメリカ人が喋る英語はなんとか聞き取れるようになったけど、そのほかの国の人たとえば中国人・インド人・ロシア人の英語、特にインド人が話す巻き舌の英語が「全く」といっていいほど聞き取れないということです。

私がIT系の会社に属しているということもあり、所謂アメリカ人というのはとても少ないです。その代りインド人・フランス人・中国人がたくさんいます。全体の20%がアメリカ人で、その他は違う国の人種で構成されています。

ネイティブ以外の人員構成が多いので、アメリカ人が綺麗な発音で英語を話す場面を見ることは少なく、それ以外の国の人がいろいろな発音とイントネーションで話す英語を聞く機会がとても多くなっています。

驚きフランス人の英語はフランス語っぽい音が混じって聞き取りづらいですし、インド人は巻き舌で聞き取りが難しいです。まれにきれいな発音のインド人もいます。

こういった方とも対等に話さないといけないのですが、やっぱり私には難しかったのです。自分が聞き取れないのだからアメリカ人も聞き取れないだろう・・・と思って様子をうかがってみますとちゃんと聞き取れて話がスムーズに進んでいます。



何でしょう!この違いは!

必死になってこの違いをいろいろ調べたのですが、日本人が聞き取りにくい、つまり普段の日本語の会話では使われない周波数帯の音で喋っているからではないかという結論に至りました。

インド人やフランス人の英語をアメリカ人がちゃんと聞き取れたのは、どんな発音であろうとネイティブが理解する周波数を外さずにしゃべっていたからではないかと仮説を立てました。

仮説を立てた後はその仮説が合っているかどうかを検証するだけです。今までで一番の強敵はインド人です。巻き舌で声がくもっている人が結構います。この仮説を立ててから5年ほど経過し、それまでにいろいろと電話会議の中で実験というかチェックをしてきましたが、やっぱりネイティブの人はちゃんと巻き舌Englishを理解をしていますので、仮説はあっているという事ができると思います。

small__273968506photo credit: altemark via photopin cc

周波数と言われても、なんだかピンと来ませんよね。要は日本人が普段しゃべっている日本語の音階・音の幅にないエリアの音階の発音をしないと、相手に伝わりにくいということです。さすがに周波数の事まで頭で考えながら、外人と会話をするのは無理です。日本人が使わない周波数を体に覚えこませた方が手っ取り早いです。Skypeで英会話をして、外人にチェックしてもらうのが一番早いです。

とにかく毎日毎日、外人と話しましょう。毎日の鍛錬によりあなたの耳が鍛えられます。相手は50以上の国から参加していますので、いろいろな発音を実戦で学ぶことができます。いろんな人種のいろんな発音を聞くだけでヒアリング力がアップします。また、自分が英語を喋るときは、努めてネイティブが聞き取れるような発音を目指して繰り返し発音を練習してください。結果、自分の耳でネイティブを含むいろいろな発音の英語が聞きとれるようになります(実体験から)。体育会系のノリで毎日口の筋肉を動かし発音を鍛えると発音と同時に耳も鍛えることができます。

お勧め教材:DMM英会話

 

LEVEL3:ネイティブの英語はもちろん、独特な声質の人が話す英語も理解できる。ただし、スラスラと英会話のキャッチボールができない。。

ほとんどの日本人が上達すべき勉強方法で英会話を勉強していないかもしれません。。

オンライン英会話スクールが最近の流行りで、Skypeで英会話を行うサービスがたくさん出てきています。まずは英語で喋ってみるというのが大事だと思います。習うより慣れろ、ここから先は体育会系のノリで練習の量がそのまま実力に反映されます。

聞き取りはOKであとは喋りをマスターしないといけない状態の人は、(出来れば)毎日英語を話す環境に自分を置いてしまうことです。練習量は絶対に嘘はつかない、ということで毎日毎日練習をすればぐんぐん話せるようになっていきます。

ただ、やはり言い回しを覚えた方が会話がスムーズに進みます。たとえば、 「pull over」(車を路肩に止める)や、「run into」(偶然に出くわす)、「blackmail」(脅す)などは、一つ一つの単語の直訳からはなかなか想像ができない意味になっています。ただ、ケーブルTVでアメリカのドラマや映画を見ていると、頻繁に使っています。

このような日常生活で「使える」フレーズ、語彙(ボキャブラリー)を覚えると、その場の状況に合った会話をエレガントに話せますし、相手にも意味が伝わりやすくその後の会話がスムーズに進みます。

自己学習語彙・フレーズを覚える為には、そういったフレーズばかりを集めた本、たとえばDUO3.0のような本で学習する方法があります。

この本には上記のようなフレーズがたくさん掲載されていますのでこれで勉強をしてもいいとは思いますが、かなりの数(約1000フレーズ)が本にびっしりと書いてありますので、なかなか興味を持って継続して読み進める、暗記していくのはなかなか骨が折れる作業です。

興味を持って学習を続けながら、日常会話で「使える」フレーズを覚えるには映像や背景に何か物語がある方が頭に入っていきやすいです。

一番効率的なのは、多読をすることです。英字新聞や雑誌を読み続けることです。英字新聞や雑誌を読んでいくと時事ネタが満載されています。たとえばTIMEを読むことで、思いがけなく単語を覚えたり、語彙を覚えることができます。

TIMEは世界で今起きているニュースが(当然ながら)英語で書いてあります。世界中で起きているニュースが載っていますので、外人とのちょっとした話題作りにも使えます。

例えば、アメリカでニューシャトル計画中止というニュースがありました。そこだけ聞くと、へぇ~ということになりますが、裏のニュースとしてNASAがある周辺では、2万人近くがその為に解雇されたそうです。そういった生きた現地のニュースが載っています。こういう現地でのみ伝えられた事を知り、それを外人とのちょっとした会話の中で使う事で、共感が得られたり、その後の会話がスムーズに進んだりします。

cafeまた、TIMEのような雑誌を読みますと、当然ですが分からない単語と分かる単語が混在しています。分からない単語はその単語を含む文の前後の状況からその意味を推測しながら読むわけですが、たまにどうしても分からない言い回しを発見することがあります。

たとえばrun into のrunやpull overのpullという一つの単語それ自体は中学で習うような簡単な単語なのに、組み合わせるとちょっと違った意味を持つ単語です。

読み進んでいくうちに上記のようなフレーズに出会うことがあります。その時に、おやっと思うのです。その、おやっと思った時に辞書で調べるのです。そうすると、その記事の内容とともにフレーズが頭の中に入り、受験勉強のように暗記して覚えた時よりも鮮明に且つ長く頭に残るわけです。

また個々の記事は各国のニュースを扱っていますので、その内容を単純にニュース記事として楽しむこともできますし、外国の事情を知っていれば外人と立ち話や雑談をするときのネタとして使えます。

お勧め教材:ジャパンタイムズTIME




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